タイトル

concept

幼い頃、
お気に入りのものが見つかると、
しまっておいた小さな箱。

その中にあったもの。

アメ玉の包み紙、
ビンのフタ、
色々な形の小石。

まるで宝物のように、
「いいもん(良いもの)」
と呼んで大切にしていた。

きっと誰もが持っている、自分だけの「いいもん」。
こころが、じんわりと温かくなるような、
うれしいような、楽しいような、なつかしいような。

暮らしの中で、そんなきもちになれる
空間、もの、こと。
誰もがそういったものに、ふれられる日常。
そしてしみじみと、感じられる暮らしであればと願う。
「ああ、いいもんだなぁ」と。